- 薬学部の定期試験って難しいの?
- 入学後、はじめての定期試験で勉強法が分からない・・・。
- いつ頃から対策すればよいのかな?
大学入学後、初めての定期試験って緊張しますよね。厳しい薬学部では単位を1つでも落とせば留年なんてことも。
今年の1年生はオンライン授業の影響で先輩に相談しづらいかなと思い、定期試験の勉強法や過去問の扱い方など、まとめてみました。自分は学費免除を目指し試験対策には力を入れていたので、少しはお力になれるかもと思い書いてみます。
薬学部の定期試験は難しい?
私は薬学部5年生ですが、定期試験はやっぱり難しいと思います。
内容が難しいのはもちろんですが、それよりも科目毎に試験の難易度や形式が違い、勉強しづらいというのが大変でした。
先生によって定期試験の形式は様々です。例えば、記号か記述式かだけでも勉強時間は大きく変わりますよね。
悲しい話ですが、テスト形式に合わせた対策をしなければ、授業を真面目に受けていても単位を落としてしまう可能性があります。科目毎にしっかりと対策を練りましょう。
定期試験の対策はいつ頃から始めれば良い?
個人的には、2週間までに毎日勉強できる環境を整えるということをオススメします。
これは2週間前から勉強を始めようという意味ではありません。2週間前には定期試験対策をガチれるようになろうという意味です。
いきなり、「今日から毎日5時間勉強するぞ!」と思ってもなかなか継続できませんよね。少しずつ机に向かう時間を設けることで、はじめて勉強する習慣がつきます。
「定期試験対策は1ヶ月前から」という話もよく聞きますが、これは1ヶ月前から勉強を始めることで2週間前くらいには毎日勉強する習慣が身につく、と個人的には捉えています。
また、2週間前には授業プリントや過去問(解答も含める)も揃えておけるとよいですね。
自分は、1ヶ月前から過去問を集め、3週間前から机に向かう時間を作り、2週間前からガッツリ勉強、としています!
定期試験の勉強法
過去問から先生のクセを掴む
定期試験の対策で1番はじめにやるべきことは、過去問の分析です。
過去問を分析することで、その科目の先生がどのようなテストを作るか知ることができます。
例えば、「この先生は毎年同じ問題を出しているな」と分かれば、他の科目に時間をかけることができますよね。
まずは過去問をしっかりと分析することで、テストの傾向を掴みましょう。
具体的に過去問のどこを見るべきかは、最期のチェックリストで確認しよう!
なぜこの勉強をするのか、点数に結びつく根拠を意識する
過去問を分析した後は、過去問から得た情報を活かして勉強しましょう。
注意して欲しいのが、せっかく過去問をみたのに手当たり次第勉強してしまうことです。
例えば、授業の第1回から順番に勉強し始めることについて考えてみます。「過去問では初回から最期の授業まで万遍なく出題されているから、理解しやすいように第1回から勉強しよう」などのような明確な理由があれば良いと思います。
しかし、もし何となく第1回から見ていたという方は、ぜひ過去問でどの範囲が問題数が多いのか、頻出なのか確認してみてください。もしかしたら、授業の終盤で扱った分野ばかり出題されているかもしれません。
なぜ自分はこの勉強をするのか、点数に結びつく根拠はあるのか、一歩踏みとどまって考えられると効率よく対策できます。
自分がなぜこの対策をしているのか理由付けできるようになると、どこまで勉強すればよいか明確になりモチベーションにも繋がります!
過去問チェックリスト
ここまでで過去問の重要性については感じてもらえたと思います。定期試験を受けていく間に過去問の使い方については慣れると思いますが、1年生のうちは何からみればよいか分かりませんよね。
そこで、具体的に過去問のどこをみればよいのかチェックリストを作ってみたので、過去問の使い方で困っている方は参考にしてみてください。
- 今年から先生は変わっていないか
→先生が変わっている場合、過去問があてにならない可能性大。過去問を解く前にまずは先生のチェックを! - 記号選択式か記述式か
→記号選択式は一言一句正確に覚える必要なし。時間が無ければゴロで頭文字だけ覚える!一方、記述式は勉強に時間をかけるべき科目と判断。前日は実際に書けるかまで確認。 - 例年、どれくらいの人が単位を落としているか
→単位を落としている人が多い=過去問を覚えただけでは落ちる科目。他の科目より力を入れて勉強! - 本試と追試で出題内容に変化はあるか
→本試と追試がほとんど同じテストなら最悪追試で拾える。他の科目よりは優先度低い。 - 1年前と2年前で出題内容に変化はあるか
→1年前と2年前で変化がないなら、今年も大きくは変わらないはず。過去問を覚えるように学習。一方、全然違うなら今年も変わる可能性大。授業時の重要ポイントまで含めて対策。 - 大問と授業の回数に対応はあるか
→例えば、大問1は授業1~3回、大問2は授業4~6回、といったように大問毎に授業範囲が対応している場合がある。その場合はまず軽く全範囲を学習してから、徐々に知識を深めていく。(NG例:はじめの範囲を丁寧に勉強しすぎて残りの範囲を勉強出来ない。)
まとめ
- 定期試験は先生によってテスト形式・難易度が異なるため難しい。
- 試験2週間前には、定期試験にガチれる環境を整えよう。(毎日勉強する習慣&過去問の準備)
- 過去問を分析して、テストの傾向を掴もう
- 自分の勉強の仕方に対して、点数に結びつく根拠はあるのか、過去問と照らし合わせて考えよう。
1年前期の定期試験は勉強方法が分からないという点で苦労した覚えがあります。過去問を活用して何とか乗り切ってもらえればと思います。
陰ながら応援しています、頑張ってください!
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