【国試】模試が199点以下の方向け。理論実践の完全ガイド作りました
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薬剤師国家試験は何から勉強すべき?225点くらいで合格する勉強法考えてみた

5、6年生

107回を受験する薬学生(@finantei)です。

青本が分厚すぎる&時間が無いため、やる範囲をゴリゴリに絞って勉強することにしました

同じような境遇の方は、ご参考までに!

ご報告:無事107回合格することが出来ました!応援いただきありがとうございました。本番は269点取ることが出来たので、この記事は残しておこうと思います。いいなと思うところがあれば、参考にしてみて下さい~

結論

理論実践:青本で過去10年分の出題数が6回以上の範囲をやる。(出題基準対応表を参考に)
必須:過去問、模試の必須を目標点いくまで解く。CBTで使用した参考書で、間違えた問題のみ復習する。
最新の過去問は全て解く。

国家試験の勉強がつらいのは、ゴールがないから

国家試験の勉強がなぜつらいのか考えてみると、勉強のゴールが明確になっていないからだと気づきました。

青本やってればなんとかなるよ!

薬剤師国家試験の過去問を何年分も解くと良いよ!

この辺りのアドバイスはよく見かけます。

しかし、正直範囲が広すぎてやる気が出ません。

そこで、国試までに「ここまで完璧にしよう!」という明確な目標を自分なりに考えてみることにしました。

国家試験の目標点を決める

運でとれる点数も加味しよう

薬剤師国家試験の合格点は、とりあえず225点とします。
相対評価になってから合格点がこれを上回っている年は無いので、225点を超えていれば安心だと思ったからです。

内訳は、必須で8割ちょいとり、残りを理論実践でとればいいかなと思います。

さっそくですが、国家試験の問題数、実力でとる点数、運で取れる点数、目標点を表にてみました。

問題数実力目標点
必須9075378
理論実践25513512147
合計34521015225

目標点=実力+運でとれる点数になっています。

運で取れる点数は、解けない問題のうち、必須は20%(5択)、理論実践は10%(全問「5択から2つ選べ」と仮定)で正解としました。

従って、必須は75点、理論実践は135点、実力でとる勉強をしていきます。

国家試験の勉強法

理論問題、実践問題の勉強法

理論実践は、過去10年分の出題数が6回以上の範囲のみやることにしました。

これは、青本の出題基準対応表を参考に、過去10年分の出題数を期待値っぽく計算したところ、6回以上出ている範囲を勉強すれば135点を超えるからです。

期待値とは、確率を考慮した平均値のことです。

薬剤師国家試験も、出題される確率も考えれば、勉強する範囲を極力減らせるのではと考えました。

具体的には以下のように考えました。(もらえる点数→1点、出題される確率→過去10年で何回出ているか、と仮定しています。)

過去10年で、10回出ている→1点
過去10年で、 9回出ている→0.9点

ex.)薬理「副交感神経」は過去10年で10回出ている→この範囲を完璧にすれば、1点取れる
衛生「予防接種」は過去10年で9回出ている→この範囲を完璧にすれば、0.9点取れる

これらの点数を合計して、135点を超えるところまで勉強する。

色々ガバガバな仮定だけど、許して~

これを計算するためには、過去10年で10回でている範囲は○個、9回出ている範囲は○個、という風に数える必要があります。めんどくさいね。

でも勉強しないための努力は好きなので数えました。

10回9回8回7回6回
薬理98976
薬剤56695
衛生15474
病態136
物理1131
化学1138
生物131
法規44543
実務84106×
合計(個)2729384534
期待値(点)2726.130.431.520.4
過去10年で○回出題された分野の個数

期待値(表の1番下)を足し合わせると、6回を超える範囲まで(実務は7回まで)勉強すれば135点を超えることが分かりました。

説明が下手で何のこっちゃだと思いますが、結局は過去10年で6回以上出ている範囲を完璧にすれば、過去問に関しては合格点を超えるということです。

この勉強法だと、物理や生物は、理論レベルまではほとんど勉強しなくてよいことになります。めちゃ嬉しい・・・!(本当に大丈夫かは知らん。)

従って、理論実践対策としては、青本で10年中6回以上の範囲を勉強することとします。

ちなみに、青本では最新の国試は最後の方にのっているだけで分野毎に割り振られていないため、別で全部解いておくのがオススメ。

必須問題の勉強法

必須は、全科目を広く浅くやるイメージです。

勉強法としては、過去問の必須問題を106回から解き、78点(目標点)とれるまでさかのぼります。

特に、物化生、病態薬物治療は、理論実践対策でほとんど扱わないため、必須レベルでは優先して取り組みます。

ある程度までさかのぼったら、模試の必須を解く予定です。あんまり古くてもやる気なくなる気がするので。

また、CBTの時に使用した参考書でざっと復習するのもオススメです。

自分が間違えた問題や、メモ書きが残っているため、効率よく復習できます。

コアカリマスターで昔間違えた問題だけ見直した場合、1科目3時間くらいでさらえました。ご参考までに!

使用する参考書

最後に使用する参考書をまとめておきます。

青本

過去10年分の出題頻度が分かる。あと皆使ってる安心感。

理論実践の対策に使う。

回数別既出問題集

大学からタダで配布された。地味に類似問題があるのがよい。

必須の対策に使う。あと106回は全部解く。

コアカリマスター

CBTの時、間違えた問題に印つけてたから使う。

必須対策に使う。

CBTは参考書使わなかった方は、必須問題集あたりがコスパ良さそう

薬がみえる

結局、国試は薬理ゲー。

薬理の参考書でダントツ分かりやすい。

国試終わったらメルカリで売る予定だったけど、置いとこうって思うくらい分かりやすい。

もし揃えるならvol1-3で十分。vol4は薬剤とかの範囲なので、薬理目的では不要。

まとめ

薬剤師国家試験にぎりぎり合格する勉強法を考えてみました。

結論

理論実践:青本で過去10年分の出題数が6回以上の範囲をやる。(出題基準対応表を参考に)
必須:過去問、模試の必須を目標点いくまで解く。CBTで使用した参考書で、間違えた問題のみ復習する。
最新の過去問は全て解く。

107回受験生の方はあと2ヶ月、ぜひ一緒に乗り切りましょう!

追記:この結論を元に、最終的にはこんな感じで学習する範囲を決めて勉強していました!

実際に学習したすべての範囲を1つの記事にまとめています。ご参考までに!

【2ヶ月で225点】薬剤師国家試験、理論・実践問題の完全ガイド|フィナンペ@107回薬剤師国家試験|note

あたらしい国試対策のカタチ

✔どんな人向け?
・模試が199点以下の方
・理論実践が苦手な方
・どの範囲をどの順番で勉強すればいいかわからない方
✔どんな内容?
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5つのステップに分けて、学習を進めていきます。

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