薬学部に入学する際、ノートパソコンを購入するか悩みますよね。
私も大学入学時までパソコンを使用する機会がほとんど無く、漠然と焦ったことをよく覚えています。
そこで、薬学生の筆者が「薬学部入学時にパソコンは準備するべきか」「薬学部でパソコンを使用する場面」など含めて自分の経験を書いてみたので、上記のようなお悩みをお持ちの方は参考にして頂ければ嬉しいです。
薬学部ではノートパソコンが必要
薬学生はノートパソコンを持っていた方が良いと思います。
なぜならば、自分のパソコンが無いと卒論の作業効率が非常に悪いからです。
大学生は卒業するまでに、大学で学んだことの集大成として「卒業論文」を作成します。薬学部の場合は、研究室で実験を行いそのデータをまとめたものが卒論となります。
卒論を書くために「ワード」を、卒論の基となる実験結果の作成に「エクセル」を使うため、パソコンを使用する機会は自然と増えます。その際、自分のパソコンがあれば好きなとき、好きな場所で作業が出来ます。
一方、自分のパソコンが無いと自由に作業することが出来ません。大学のパソコンを借りることも出来ますが、数に限りがあったり、家で作業出来なかったりと不便に感じる場面が多いです。
従って、薬学生は自前のノートパソコンを持つことをオススメします。
パソコン購入のタイミング
入学時か、研究室配属(3~4年)時
薬学生はパソコンが必要、理由は卒論作成にほぼ必須だから、というような話を先ほどしました。それに対して、「卒論が始まるタイミング=研究室配属」までに準備すれば良いのではと思った方もいるのではないでしょうか。
結論から話すとパソコンを準備するタイミングは、入学時でも研究室配属の際でも、どちらでも良いと思います。
卒論は早くても3年生頃から始まるため、必ずしも入学時から一人一台パソコンが必要とまではいかないからです。
ゲームが好きだから自分のパソコンが欲しい、パソコンが苦手だから早めに慣れておきたい、なんて方は入学時から準備しても良いでしょう。課題の提出をワードで行うこともあるので早めに準備して損は無いです。
一方で、普段使わないから要らない、今はお金が無いから厳しい、という方は不便に感じてから検討するので構わないと思います。
パソコンは学生にとってなかなか大きい買い物なので、自分が納得するタイミングで購入することをオススメします。
パソコンのスペック
Windowsにしておけば問題なし
パソコン購入のポイントと題しましたが、正直どんなパソコンでも大丈夫です。好きなパソコンを買いましょう。
なぜならば、Word、Excel、Power Pointが使えれば薬学部では十分だからです。薬学部でパソコンがあった方が良い理由として卒論作成を挙げていましたが、それに必要なのはWord、Excel、Power Pointだけなのです。
パソコンに詳しくなくて選び方が分からない・・・という方は、Windowsにしておけば問題ありません。なぜならばWindowsを開発したマイクロソフト社は、Word、Excel、Power Pointの開発していて相性が良いからです。
パソコン苦手人間の筆者は入学時からWindowsを使用していますが、機能に関して学生生活で困ったことは基本的にはないです。研究で高度な解析が必要な際は研究室のパソコンを使用するため、そこまで機能面を追求する必要はないのかなと思います。
従って、特にパソコン選びでこだわるべきポイントはないかなと思います。悩んだ場合は、Windowsにしておけば問題ないでしょう。また、サイズに関しては持ち運びをよくすることを考慮した大きさをオススメします。
個人的にサイズは10~15インチくらいが持ち運びしやすくオススメ!
オススメの購入方法
家電量販店に行って、聞くのが1番間違いないです。自分だったら以下の3点を伝えて選んでもらうかと思います。
- Word、Excel、Power Point が入っている
- 軽くて持ち運びしやすいサイズ
- 安くてコスパがよい(予算があればそれを伝えてもOK)
オススメのノートパソコン
どんなパソコンでも問題ないと言われても、逆に選択肢が多くて困ってしまいますよね。
そこで具体的に薬学生にオススメのパソコンをいくつかピックアップしてみました。大学生活を送る上で支障の無い機能性(word、エクセル、パワポ搭載)と持ち運びが出来るサイズ感、この2点を満たしたパソコンを選びました。あとはご自身のお財布とご相談ください!
安心の国産ノートPC「マウスコンピューター」
大学生や会社員がよく使用している「mouse」のノートパソコンです。
CMもよく目にするため知っている方も多いのではないのでしょうか。安心の国内生産で品質も高いです。また、24時間365日対応可能のコールセンターを設けているため、初期設定や故障などで悩んだときも安心です。サポート面が充実しているため、初めての1台にもオススメです。
ノートパソコン初心者にとって、24時間相談できるサポートがあるのは心強い!
持ち運びが多い方に「マイクロソフト Surfaceシリーズ」
デザインや機能性の高さが人気な「マイクロソフト」のSurfaceシリーズ。そのシリーズの中でも最も軽量なのが「Surface Go」になります。
重さ1kg以下で持ち運びしやすいのが嬉しいです。カフェや大学で作業をすることが多い方は特にオススメです。
Surfaceは友達が使っているのを見て、おしゃれで憧れてました!
実際に使っているノートパソコン「富士通」
私が使っているのは「富士通」のノートパソコンです。
自分で選んだわけではなく大学で指定されたものを購入しました。初めは高い買い物してしまったと思っていましたが、8年経った今も壊れずに使えているので気に入っています。
生協経由で購入しないで、ネットや家電量販店で買った方が安かったのかなと思っています。(生協のものは保証期間が長い、講習会付きなどといったサポートが付いているため)
大学側(生協など)が販売してくれるパソコンを使ってみた
薬学生である筆者は、入学時大学が販売してくれたノートパソコンをずっと使用しているので、その際感じたメリットとデメリットをまとめてみます。(自分の経験を基に書いているので、大学によっては必ずしもこの通りではないことをご勘弁下さい。)
個人的な意見としては、全くのパソコン初心者で購入しても何も出来なそう、と不安な方は大学側で販売してくれるパソコン購入はオススメです。一方、パソコンに苦手意識が特に無い方は、必ずしもこのサービスを利用する必要は無いと思います。
メリット
初期設定の講習会や定期的な点検が大学で行われる
パソコンの初期設定の講習会を大学で行ってくれます。パソコンの初期設定(パスワード設定、ソフトのインストール等)を1つずつ丁寧に教えてもらえるので、操作に不安がある方は嬉しいサービスだと思います。
また、定期的に業者が大学に来てくれてパソコンの点検をしてくれます。頻繁にパソコンを利用する方は、気軽に相談できるので便利なサービスだと思います。
保証期間が長い
大学側が販売しているパソコンは保証期間が4年ある場合が多いです。
通常、ノートパソコンを購入する場合、保証期間は基本1年、お金を上乗せすれば4年まで延長、ということが多いです。
在学中はパソコンを持ち運びする機会が人によっては多いので、保証期間が長いのは安心できます。
デメリット
価格が相対的には高い
一番よく言われているデメリットが、価格が高いという点です。
大学で販売してくれるパソコンは、定価である点と、保証期間が長い点、最新版である点などから、家電量販店と比べると相対的に高い値段設定となっています。
個人的には、大学で使用する目的での購入であれば、最新版である必要は無いのでもう少し古くて安いノートパソコンを購入しても良いかなと思います。
機種の選択肢がほぼない
大学が指定してくれるパソコンには機種が1つしかありません。選べるのは色くらいだったような気がします。
そもそも大学側はパソコン選びで悩まないように一番オススメのパソコンを提示してくれているので、1つしかないのは当たり前なのです。しかし、選ぶ側としてはこの機種以外にも選択肢が欲しいと思ってしまいますよね。
機能で文句なしの最新版の機種を提示してくれる大学と、そもそもパソコンを購入するかどうかで悩んでいる学生との間で微妙にずれが生じている気がします。
まとめ
- 薬学生は自前のノートパソコンを持つことをオススメ
- パソコン準備のタイミングは、好きなタイミングでOK(必ずしも入学時から必要ではない、でも卒論作成にほぼ必須のため早めに準備して損はない)
- パソコンの機種は何でもよい。分からなければWindowsにしておけばだいたい問題ない
- 大学側(生協など)が販売してくれるパソコンは、全くのパソコン初心者にオススメ。苦手意識がそんなに無ければ、自分で勝手に準備すればOK
ノートパソコンは長く使用することになるため、下調べをしっかりと行いましょう。自分で納得いくようなパソコン選びが出来るといいですね。