- はじめてのTOEICで勉強法が分からない・・・。
- 薬学部だとどれくらいの点数を目指すべきなの?
- オススメの教材を知りたい!
薬学部では授業でTOEICの受験が義務づけられている方も多いのではないでしょうか。私の大学でも、1-3年生の英語の授業がある間は、年1くらいでTOEICを受験するように言われていました。
受験からそんな期間空いてないし、まぁ大丈夫でしょ
そう思っていた当時1年生の私が、授業でミニ模擬試験を受けてみるとあらびっくり。100点満点中、40点しかとれませんでした。本番のTOEICの点数(990点満点)に換算すると、約400点です。
しかし、1ヶ月勉強してみたところ本番で760点まで取れました。そこまでハイスコアでもないですが、自分のように「英語が苦手な方やはじめてTOEICを受験する方などが、まずは700点を目指す勉強法」としてご紹介させてください。
TOEIC対策で使用した教材
スタディサプリENGLISH
私はスタディサプリ ENGLISHでTOEIC対策を行いました。学生の自分としては多くの問題をどれだけ安く揃えるかという観点でスタディサプリENGLISHを選びました。
週1ペースで模擬テストを解いたとしても、1ヶ月で4回分は必要となります。さらに、苦手なパートに関しては多めに問題を解きたいところ。そう考えると公式問題集1冊では物足りないかなと感じました。自分と同じように1ヶ月だけ本気で勉強しようと考えている方は、スタディサプリENGLISHがコスパ良く演習ができオススメです。
また、スタディサプリの関先生による映像授業も大変参考になりました。TOEICは受験英語とはまた一風変わった、ビジネス寄りの英語となっています。初めてTOEICを勉強する場合は問題に慣れるだけでも一苦労です。関先生の授業ではパート毎に解き方のコツを教えてくれるため、スムーズに演習を行えます。
1週間無料体験キャンペーンもあるので、TOEICを勉強するならまず試してみて欲しい教材です!
世界一わかりやすい TOEICテストの英単語
先ほど紹介したスタディサプリ ENGLISHで講義をしている関先生が作ったTOEICの単語帳です。
そのため、スタディサプリENGLISHとの相性が抜群に良いです。スタディサプリENGLISHで勉強したことが単語帳で復習できたり、その逆もまた然りといった感じです。
受験の重要単語とTOEICでの重要単語は違うため、TOEIC対策では単語を覚える作業も大切です。
ちなみに自分はこの本の3分の2くらいの内容しか使っていませんでしたが、760点とれました。TOEIC本番まで時間に余裕がある場合は、ぜひ1冊完璧にしてみてほしいです。
薬学生が1ヶ月でTOEIC760点まで上げた勉強法
- 1週目「パーフェクト講義英文法編」を視聴。「実践問題集」で1回分演習。
- 2週目「パーフェクト講義」を視聴。「実践問題集」で1回分演習。
- 3週目練習問題でリスニングを重点的に学習。「実践問題集」で1回分演習。
- 4週目練習問題で苦手な分野を重点的に学習。「実践問題集:」で1回分演習。
スタディサプリ ENGLISHを用いた1ヶ月勉強スケジュールはこの通りです。スタディサプリENGLISHの「講義」と「実践問題集」を使用しました。
まず、前半の2週間で講義動画を視聴し、後半の2週間は点数が伸びやすいリスニングと苦手な分野の演習を行いました。前半はインプット重視、後半はアウトプット重視というイメージでOKです。単語帳はこのスケジュールと平行して通学中などの空き時間に学習しました。
また、週の終わりに「実践問題集」を使って模試1回分を解くようにしていました。最初はTOEICを時間内に解ききることさえ難しかったため、時間内に解き終える感覚を掴むためにも1回分通しでの演習するのは効果的でした。前の週より正解した問題が増えたり、解くスピードが早くなったりするため、モチベーションアップにも繋がります。
勉強のスケジュールはこれだけです。単純な計画ですが、1ヶ月間勉強を継続するのは意外と大変ですよね。
自分が勉強を続けられた秘訣としては、関先生の話の面白さにありました。勉強がしたくない日も、講義の流し見だけはするように心がけていました。すると、関先生は結構TOEICのテクニック的な話もしてくれるんですよね。問題を解く際のテクニックやコツを知ると試してみたくなり、案外勉強してもいいかなという気になってきます。関先生の授業の質の高さがやはりスタディサプリENGLISHの人気に繋がっているんだなと当時はよく感じましたね。
薬学部でTOEICは就職に関係する?
結論から申し上げますと、製薬企業に勤めたい場合はTOEICは頑張っておいて損は無いと思います。
薬学部の代表的な就職先としては、薬剤師として薬局、病院、ドラッグストアか、研究者として製薬企業に務める2パターンがあります。
前者のように薬剤師として働く場合は、薬学部の卒業生のみがライバルとなります。一方、後者のように研究者として働く場合は、薬学部に限らず多くの理系学部がライバルとなります。
そのため、相対的に製薬企業の倍率は高く、TOEICのように一般的な試験でハイスコアを取っていると1つの指標となります。製薬企業では、英語の論文を読み書きする機会も多いため、TOEICに限らず英語に触れておくのは大切です。
また、薬局などの希望だったとしてもTOEICのスコアは履歴書に書くことができます。学生時代に頑張った取り組みとしも話のネタになるため、決して無駄にはなりません。どうせ授業で受ける機会があるなら、少しだけ頑張ってみると後々便利ですよ。
薬学部のTOEIC平均点
大学生の平均が450点、国立薬学部だと600点くらいが平均点のようです。自分は私立薬学部ですが、一部のできる人は満点近くとり、それ以外の対策しない人は400点くらいでした。
まずは一般的に履歴書に書けるレベルといわれる、600点くらいを目標に学習してみるのをオススメします。
まとめ
- 1ヶ月で400点→760点までは上げられる
- 使用した教材は「スタディサプリENGLISH」とTOEIC用の単語帳
- 2週間で講義動画を視聴し、その後2週間は点数が伸びやすいリスニングと苦手な分野を演習
- やる気が出ないときは関先生の講座を流し見だけでもOK
実際に1ヶ月行ったTOEICの勉強スケジュールをご紹介させて頂きました。
授業でTOEICを受ける機会がせっかくあるなら、少しだけでも勉強してみることをオススメします。
薬学部は学年を追う毎に忙しくなります。早いうちに1度で良いのでハイスコアを取っておくと気持ちも楽です。
特に1年生でこの記事を読んでいる方は本当に偉いです!少しでもTOEIC勉強した方がよいかなと思っているなら、今すぐ行動に移してみましょう。数年後、「TOEIC勉強しておいて良かったぁ」と思える日がきっとくると思いますよ!